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浮造り(うづくり)した杉を錫(すず)に写し込んだ約350cc入るタンブラーです。能作とHacoaのコラボレーションにより製作しました。
浮造りとは、木の表面を繊細に磨きあげ、木材の年輪を浮き立たせる、日本の伝統技法のひとつのこと。木は木目同士の幅が広く立体感のでやすい福井県の河和田杉(かわだすぎ)を浮造りし型どり、錫を流し込みました。無垢材ならではの木目の自然な浮き立ちが手に馴染みます。
また、このタンブラーは親指の部分にくぼみをつけて、持ちやすくしています。錫は古くから「錫の器に入れた水は腐らない」、「お酒の雑味が抜けて美味しくなる」などといわれ、酒器や茶器などに用いられてきました。口が広いので水割りやロックなどにもおすすめです。熱伝導率が高いので器自体が良く冷え、時間をかけて氷が溶け出す時の味の変化お楽しみいただけますよ。